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音楽が大好きなみのむしの日記です。バイオリンを習いながら、合奏ではヴィオラを弾いています。
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2024/11/25 (Mon)
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2008/10/10 (Fri)
利用者さんの宏さんが亡くなったという連絡がありました。

宏さんのお宅の長男の奥さん(真弓さん)は、少し前までうちの事務所でヘルパーをしていました。
家も近く、普段から仲良くさせていただいていたので、宏さんの最後の様子を聞いてみました。

原因は、食道の静脈瘤破裂。
2年ほど前に一度破裂して、その時検査を受けられましたが、
食道の血管のいたるところに瘤(こぶ様のもの)ができていて、処置のし様がなかったそうです。

2年間、爆弾を抱えながらの生活だった訳ですね。

出血があったのが夜7時頃で、すぐ病院に運ばれて、亡くなったのが10時過ぎだったとのこと。
ちょうど私が、所長から電話をもらった頃です。

ずっと意識ははっきりしていて、真弓さんと、普通の会話をしていたそうです。
でも一言、「今度はいかんな。」と言われたとか。

最後はほんとうに眠るように意識が薄れていったそうです。

「火葬場で骨拾おうとしたらね、もう粉粉。塊がないのよ。骨粗しょう症だから。」
もう、真弓さん…。
いやいや、真弓さんも、もうやり尽くしたといった感じですね。

その後、今度私が受ける試験の話になり、
「受かったらね、私のところへいらっしゃい。待ってるから。」

ありがとうございます。
受かったら…、なんてまだまだ考えられませんが。

すべったら、もう一年です。また同じ勉強。考えただけでうんざり。
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2008/10/09 (Thu)
昨日も書いた安田さんのケア、やることいっぱいで時間に追われていましたが、
実は結構楽しいケアだったのでした。

利用者さん2人に対して、ヘルパーも2人対応。
こんなケアは珍しい。

私は週2回入っていて、一回はベテランのヘルパーさんんと、
もう一回は入ったばかりの新人ヘルパーさんと。

ベテランさんとの時は、気分的にゆったり。
奥さんと一緒にお味噌汁作ったり、着て行く洋服選んだり。

でも細かい事、デイに持っていく物を2人分詰めたり、部屋を簡単に片付けたりもしました。

新人さんとの時は、いつもより自然にテンション上がります。
「洗濯機回した~?」「回しましたー。」
「鍵閉めた~?」「締めましたー。」

そんな会話?も楽しかったです。

安田さんのケアが終わって、彼女とも一緒に仕事をすることがなくなり、
半年ほど後、彼女はヘルパーを辞めていってしまいました。

最後の日、事務所の近くで偶然会ったのですが、「私にはできないので…」と言っていた。

どうしてそんな風に思ってしまったんだか。
みんな、出来ないのは同じなのに。残念でした。
2008/10/08 (Wed)
急に思い出しました。安田さんというお爺さんのこと。
今時珍しいような、枯れたお爺さんでした。

もしかしたら、百歳近かったのかも。

安田さんは、失禁したままずっと寝ていて、飲み込みも上手くいかなくて、あまり食欲もない。
奥さんがいらっしゃって、少し若い感じでしたが、かなり進んだ認知症でした。

こんな2人を放っておいてはいけないということで、朝、デイサービスの送り出しに入っていました。

まず安田さんを起こして、寝たまま着替えさせて、なんとか隣の部屋のソファーまで移動させる。

「着替えしますよ!脱ぎますよ!」と大声で声掛け。
「なんだぁ!寒いぎゃあ」
「ストーブ付いてますからね!暖かい方、行きましょうね!」
「まぁええ、まぁええ。」

もう嫌だってことね。でもすぐ済むからー!!

顔拭いたりしてなんとか目を覚まさせて、食事を少しでも食べてもらい、

入れ歯を外して洗ってまた入れて、薬飲んでもらって、ヒゲそって(電動の)、
そしてやっとデイの人に引き渡します。

あの入れ歯がまた大きくて、取れないし入らない!
時間は迫ってくるし、なかなか大変なケアでした。

とても歩けないので、部屋の中を移動するときは、這ってもらっていましたが、
安田さんの足、毛細血管まで全部の血管が浮き出て、いつも真っ赤。

それがある日、なんだかとってもきれいな足になっていました。
そしたらその2~3日後、急に亡くなったとのこと。

亡くなる前日もデイに行かれたそうです。
家にいたかっただろうな。
でも、誰も見てくれる人いなかったから、デイの方が安心できるもんね。

でも私だったら、やっぱり家で寝ていたいだろうな…。


2008/10/08 (Wed)
夜の電話は、ドキッとします。

いつも、少し覚悟してから出ますが、夕べは所長からでした。
一瞬にして、(あ~よかった。おばあちゃんじゃなくて。)と気が緩みます。

「宏さん、入院。また血管破裂だって。」

え?え?え?
急なことで頭が回らない。だって宏さん、今日ケアに2回も入ったけど元気だったし…。

「夜7時頃だって。今ICUだっけ、何だっけ、集中治療室に入ってるって。」

やっと話が分かりだして、その後、他の話もしてから電話を切りました。

後からやっと、所長がこんな時間(10時過ぎでした)に電話を掛けてきた意味が分かってきました。
もう危ない、ということだったんですね?
入院でケア中止くらいだったら、わざわざ掛けてこないもんね。

お昼はあんなに朗らかにお喋りしていたのに。
いつもの髭剃りの時、石鹸の泡を顎にくるくると塗ってあげたのを思い出す。

なぜか、頭の中に気づかないうちに流れていた音楽。
「運命」の3楽章、あの、荒涼としたところ。

pp。弦が、ピチカートとアルコを交替で弾くところ。
その後のティンパニだけが静かにリズムを刻むところは、ヴィオラはただただ
最低音のドを弾き続けます。40小節も。

嫌だなあ。この曲をこれからやるのか…。
生と死は紙一重ですね。
2008/10/07 (Tue)
今日、バイオリンのアンサンブル用の楽譜を受け取りました。
(ありがとう!ホントにお世話になりました!!)

まず、一曲め。バッハ 「主よ人の望みの喜びよ」。

良く知っている曲だから、音は取りやすい。
3連符で流れていくメロディの、受け渡しが鍵でしょうか?

案の定、ゆっくり弾き始めても、途中から速くなっている気がする。
特に、合いの手を入れるような音型は走りがち。
(タッカ、タッカ、と思わないで、タータ、タータと思わなくちゃいけないね。)

そして2曲目は、パッヘルベルの「カノン」です。

この曲は、弦楽合奏では定番中の定番ですね。
なぜか、みんなこの曲好きですよね…?なぜ?

最初は長ーい音から始まって、一気に速くなる。(倍、倍だから。震度みたい。)
この速くて盛り上がる部分がキレイに弾けると、曲が映えますね。

アンサンブルできるほど、弾けるようになるかしら…?
止まらずに、相手の音が聴きながら弾けるほどになるでしょうか??

でもせっかくいただいた話し!どちらの曲も、避けては通れないような曲。
音は(大体)採れているので、メトロノーム練習あるのみ!です。

頑張りまっす
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みのむし
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女性
自己紹介:
mizumo みのむしです。

ヴァイオリンを習いながら、
合奏ではヴィオラを弾いています。
介護の仕事(在宅)をしていました。
22年4月からは介護保険関係の事務になります。

都合の良いことだけ、都合の良いよ~に書いてます。
どうぞ、読み飛ばしてくださいね~!
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