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音楽が大好きなみのむしの日記です。バイオリンを習いながら、合奏ではヴィオラを弾いています。
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2024/11/25 (Mon)
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2008/08/06 (Wed)
小出さんの思い出の続きです。

とにかく、物盗られ妄想が強く、何人ものヘルパーが疑われ、泣かされました。

事務所の最古参の睦子さんに言わせると、
「あのいじわるババア。どうしようもないよねぇ。」

言葉は悪いけど、本当に大変だったのです。

計画では、掃除、食事の支度、入浴、ということでしたが、
「汚れてないから、掃除しないで。」
「冷蔵庫は、開けないで。」
「お風呂?入りたくないわ。」

「財布がない。」
「掃除機がない。」
「きのう買ってきたお米がない。」

という感じ。

「おかしいねー。お米がこぼれて落ちてるのに。」
押入れの下とか、部屋の隅にお米がパラパラと落ちているのです。

実は、息子さんが送ってきたお米(5Kg)を、小さいスーパーの袋に入れなおして、
部屋の各所に隠していたのでした。

隠し場所も凄かったです。
除湿機の、水受けの中とか。

でも小出さん、戦争中、食べるものにとても苦労されたようで。
赤ちゃん抱えて、農家の人にお米を分けてもらっていたけど、
結局、赤ちゃんは亡くなってしまったそうです。

物を隠したり、いらなくなったものが捨てれなかったり。
なんか、わかりますよね…。

当時常勤のヘルパーの良子さんには、教えられました。

「一週間に一回しかヘルパーが入らないから、一回お風呂に入らないと、
2週間入らないことになるでしょう?なんとか入っていただかないと。」とか、

「何も食べてないと言ってるけど、大丈夫。ちゃんと食べてるよ。
ゴミ見てごらん。背中なんかもツヤツヤしてるじゃない?(^^)」とか。

ホント、お風呂入ってもらうのに、なだめたり、脅したり(ってほどじゃないけど)。
でも、そんな言い合いを、小出さんは楽しんでいたみたい。

これもまた教訓ですね。

小出さんは、警察を呼んだり消防車を呼んだり、その後も問題続出だったので
特養に(多分)優先的に入れてもらえました。よかったよー。

今もお元気で、職員さんと言い合っているとか…。
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2008/08/05 (Tue)
もうすぐ、終戦記念日ということで、思い出すのが小出さんの話しです。

小出さんは、当時80歳くらいの女性。認知症がありました。
なかでも、物盗られ妄想がひどかった!

認知症というと、なんだかぼーっとしている様に思われがちですが、
小出さんは、「あーいえば、こう言う」、といった感じ。

相手をやり込める時は特に。

頭の回路がパチパチと火花をたてる音が聞こえてきそうなほどでした。

戦争中、小出さんは名古屋の南の、刈谷に住んでいました。
近くに豊田があって、いつも海から来た爆撃機が、刈谷を通って
豊田の方に飛んで行くのだそうです。

ある日空襲警報が鳴り、とても家に帰るのに間に合わないと思った小出さんは
畑のあぜ道に突っ伏しました。

見上げると、飛行機が続々と。電線の下をくぐるほどの低空飛行。
パシッパシッと威嚇射撃の音。

それでも気丈な小出さんは、飛行機を睨みつけていたそうです。

すると、真近に迫った一機のパイロットと目が合い、
彼は、親指を立ててニヤッと笑った…。

ほんとかな~~??(笑)

なんとも小出さんらしい戦争の思い出。
ああ、懐かしい。
2008/08/05 (Tue)

ストレス発散のため!と思って、このブログを書いてきましたが、
どちらかといえは、備忘のために書いている気がします。

仕事で出会う利用者さんのこと、主人の母のこと、ミツ子叔母さん、
それから大好きな音楽のことなど。

ずっと覚えていたいことがたくさんあります。

ヘルパーの仕事も、9月でまる6年です。
早いなあ…。

主人の父が寝たきりになり、主人の母が脳梗塞で倒れ、
(それがきっかけで、ヘルパーの資格を取りました)

その半年後には、本当に苦しんだ末、義父が亡くなり、

実家の父はそれまでもずっと、入退院を繰り返してきましたが
父の方は、とても幸せな最後でした。

利用者さんは、亡くなられた方もあれば、息子さんや娘さんが
引き取られた方もあり、施設に入られた方もあり、

いや、全く、いろんな話を聞かせてもらいました。

面白い話もたくさんあるので、全部残していきたいですが、
私の文章力では難しいかな…。

少しづつでも、書いていきたいです。

2008/08/04 (Mon)
利用者さん、と言っても、川崎さんは84歳でありながら、現役の社長さん。

当然介護保険は使えないので、全額実費で、うちのサービスを
利用されています。

奥さんの、澄子さんの頃(4年ほど前)からのお付き合いです。

この川崎さん、若い頃は日本を代表する商社にお勤めで、
一時はタイ(?)に、現地の企業と合弁で会社を作ったこともあり、

今の会社(製造業)を父親から譲り受けてからは、外国の人と
公私にわたってお付き合いをしていらっしゃったそうです。

川崎さんが言うには、
「日本人ってほんとにおかしいよね。エレベーターに乗ってきても
知らんふりでしょう。向こうでは、ちょっと一緒に乗り合わせただけでも、
おうおう、まぁどーぞ、てなもんでね。…」

だから、電車で乗り合わせただけでも、コンサートで隣に座っただけでも、
誰とでも気さくにお話しされます。

そういうところって、素晴らしい。

私の周りには、何人もそういう方がいらっしゃいますが、お付き合いがとても楽しいです。

仲間内では凄く喋るけど、知らない人とは目もあわせないし、挨拶もしないでは、
年だけとっても、とても大人だとは言えませんよね…。

どうして急にこんなことを思ったかというと、

昨日のオープンスクールの授業で、終わって教室から出る時、
先生にお礼を言ったのは私一人だったから。

せっかく先生が見送ってくださるのに。咄嗟のことで、"Thank you" が無理でも、
「ありがとうございました」でいいと思うんですが。
2008/08/03 (Sun)
今日は、娘と一緒に、京都にある大学のオープンスクールに行ってきました。

まず、大学の職員さんの「個別質問コーナー」で、学部のことや入試のことを聞き、
次に、娘が興味がある、国際関係の学部の説明を聞き、

その後、娘はお友達と一緒に「サークル見学」に行ったので、私は休憩。

最初の予定では、この後は観光jか、お買い物、のつもりでしたが、
ちょうど公開授業に間に合う時間だったので、2人で授業を受けてきました。

trade のお勉強。
1時間英語のみ。

先生(ネイティブの方)の英語は、スピードといい、発音といい、とてもわかりやすかったです。
(もちろん、わからない単語はわからないけど。

途中、自分たちでtradeしてみて、その結果どうなるか、ということもしましたが、
とにかく先生は、喋る喋る。

それもじっとしてなくて、右へ左へ歩きながら喋ります。
一人一人の顔をみながら、動く動く。

あー、疲れた。
娘は、「あれじゃあ、絶対寝ないよね。」と言っておりました。(確かに。)

この学校を本当に受けるかどうかは、まだ先のはなしですが、
なんだか新鮮な一日。

楽しかったです。
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プロフィール
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みのむし
性別:
女性
自己紹介:
mizumo みのむしです。

ヴァイオリンを習いながら、
合奏ではヴィオラを弾いています。
介護の仕事(在宅)をしていました。
22年4月からは介護保険関係の事務になります。

都合の良いことだけ、都合の良いよ~に書いてます。
どうぞ、読み飛ばしてくださいね~!
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