昨日は、実家の近くの病院に調査に行きました。

大きい病院なので、今は気軽にかかるわけにはいきませんが、何年か前までは
うちの実家ご用達の病院でした。

私が生まれたのもここですし、祖母や父が亡くなったのも、母が入院したのも、
そういえば主人の母も脳梗塞の発作のとき、この病院が受け入れてくれたのでした。

私の父親は若い頃に肺結核をしたこともあり、私が成人した頃からは
ずっと病院と縁が切れませんでした。

父はお医者さんや看護師さんが大好きで、入院していても愚痴をいうわけでもなく、
母も２日に１回、３０分くらい顔を出すだけでしたが、それで十分といえるほど、
入院生活を楽しんでいるように見えました。

ホントのところはわからないですけど、ね。

しかし、いつも「入院患者の家族」として行っていた病院に、自分がお仕事で行くことになるとは
思ってもいませんでした。とても不思議な気分です。

今私は、介護が必要なたくさんの方の調査書を読んでいますが、
私もいつかは確実にそちらの側に回る。それはどうしたって避けられないことですね。

今出来ることを楽しんでいきたい。
ほんと、それしかありません。

雨の中歩きながら、そんなことを考えました。