音楽が大好きなみのむしの日記です。バイオリンを習いながら、合奏ではヴィオラを弾いています。
2008/07/30 (Wed)
ミツ子叔母さんが入っている特養は、最新型の、ユニット形式です。
全室個室。トイレはないけど、洗面台はある。ベッドも備え付け。
あとは、家具を入れても絨毯を敷いても良いことになっています。
こういう個室が6~8個くらいで一区切り(ユニット)になっていて、
食事から入浴まで、ユニットの中でできます。
だから利用者さんは、割りに狭い空間のなかで、自宅感覚で落ち着けるのです。
ミツ子叔母さんの場合は、4つ繋がっている一番端のユニットまで
勝手に入っていってしまうのですが。
日曜のお昼に行ったときは、うちのユニットには、3人の職員さんが
いました。男性2人と、女性1人。
若くて見るからに人の良さそうなお兄ちゃんが、ミツ子叔母さんを見守りながら、
私に話してくれましたが、そのすぐ横で、体の小さい小坂さん(利用者さん)が
まだ歩いてはいけないのに、急に立ち上がって、前につんのめり、
(職員さんがあわてて駆け寄る)
後ろでは、いつものように大声でうなって(吠えて?)いる人がいて、
女性の職員さんは、オムツ替えの用具をいっぱい載せたワゴンを押しながら
各部屋を回っていました。
ああ、ホントに。頭が下がるなあ。
施設もいろいろ。職員さんもいろいろですが、
こういう大変な仕事をしている人には、せめて、お給料を上げてほしいと思います。
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全室個室。トイレはないけど、洗面台はある。ベッドも備え付け。
あとは、家具を入れても絨毯を敷いても良いことになっています。
こういう個室が6~8個くらいで一区切り(ユニット)になっていて、
食事から入浴まで、ユニットの中でできます。
だから利用者さんは、割りに狭い空間のなかで、自宅感覚で落ち着けるのです。
ミツ子叔母さんの場合は、4つ繋がっている一番端のユニットまで
勝手に入っていってしまうのですが。
日曜のお昼に行ったときは、うちのユニットには、3人の職員さんが
いました。男性2人と、女性1人。
若くて見るからに人の良さそうなお兄ちゃんが、ミツ子叔母さんを見守りながら、
私に話してくれましたが、そのすぐ横で、体の小さい小坂さん(利用者さん)が
まだ歩いてはいけないのに、急に立ち上がって、前につんのめり、
(職員さんがあわてて駆け寄る)
後ろでは、いつものように大声でうなって(吠えて?)いる人がいて、
女性の職員さんは、オムツ替えの用具をいっぱい載せたワゴンを押しながら
各部屋を回っていました。
ああ、ホントに。頭が下がるなあ。
施設もいろいろ。職員さんもいろいろですが、
こういう大変な仕事をしている人には、せめて、お給料を上げてほしいと思います。
■
ミツ子叔母さん
2008/07/29 (Tue)
先日、保険証を返しがてら、顔を見に行きました。
ミツ子叔母さんは、うちのおばあちゃん(主人の母)のお姉さんです。
若い頃にご主人を亡くして、それからはずっとシングル。
子供もいないので、定年まで教師をしていました。
今は特養(特別養護老人ホーム)に入っていただき、私が身元引受人になっています。
先回、確か7月の初めころ見に行ったときは、見るからに無気力で、
声をかけても、「起きれない。起きたくないの。」などと言っていました。
ミツ子叔母さんは、一番下の幸おじさんに言わせると
「もう自分勝手でどうしようもない!」人です。
でも何故か、周りが許してしまう。そんな人。
それで、今回の様子はというと、凄く精神病的な症状が出ていてびっくりでした。
いつもいつも歩き回ったりして、一瞬もじっとしていない。
そわそわと足踏みして、歩き出したかと思うと、座ってみたり、
座ったかと思ったら間髪入れず立ち上がり、私の腕を掴み歩き出す。
腕を掴んでいるうちに爪を立ててきて(痛い!)、「痛いよ」と手を持つと、
また違った方に歩き出し、また戻ってきたり座ったり…。
職員さんも大変です。片時も目が離せない。
夜も、一回寝てもすぐに目が覚めて、延々と歩き回るらしい。
なんで急にこんな…、と思って聞いてみると、今まで飲んでいた鎮静剤などを
止めたとのこと。少し前から顔がむくんだりいろいろあったので、
施設の主治医さんと相談の上、ちょっと止めて様子をみているようです。
特養というと、利用者さんほったらかし、というイメージがありますが、
ここの職員さんは、(特にこの半年ほど)とても利用者さん想いです。
男性の職員さん(若い人から年配の人まで) が、以前より増えて、
女性の職員さんも、にこやかになった気がします。
皆さん、ミツ子叔母さんを「先生」と呼んで、我儘を許してくれている感じ。
「先生は怖いもんなしだもんねー」とか、「先生は顔パスだで、仕方ないわ」とか言って。
これも人徳?幸おじさんに言ったら、苦笑いするだろうな…。
ミツ子叔母さんは、うちのおばあちゃん(主人の母)のお姉さんです。
若い頃にご主人を亡くして、それからはずっとシングル。
子供もいないので、定年まで教師をしていました。
今は特養(特別養護老人ホーム)に入っていただき、私が身元引受人になっています。
先回、確か7月の初めころ見に行ったときは、見るからに無気力で、
声をかけても、「起きれない。起きたくないの。」などと言っていました。
ミツ子叔母さんは、一番下の幸おじさんに言わせると
「もう自分勝手でどうしようもない!」人です。
でも何故か、周りが許してしまう。そんな人。
それで、今回の様子はというと、凄く精神病的な症状が出ていてびっくりでした。
いつもいつも歩き回ったりして、一瞬もじっとしていない。
そわそわと足踏みして、歩き出したかと思うと、座ってみたり、
座ったかと思ったら間髪入れず立ち上がり、私の腕を掴み歩き出す。
腕を掴んでいるうちに爪を立ててきて(痛い!)、「痛いよ」と手を持つと、
また違った方に歩き出し、また戻ってきたり座ったり…。
職員さんも大変です。片時も目が離せない。
夜も、一回寝てもすぐに目が覚めて、延々と歩き回るらしい。
なんで急にこんな…、と思って聞いてみると、今まで飲んでいた鎮静剤などを
止めたとのこと。少し前から顔がむくんだりいろいろあったので、
施設の主治医さんと相談の上、ちょっと止めて様子をみているようです。
特養というと、利用者さんほったらかし、というイメージがありますが、
ここの職員さんは、(特にこの半年ほど)とても利用者さん想いです。
男性の職員さん(若い人から年配の人まで) が、以前より増えて、
女性の職員さんも、にこやかになった気がします。
皆さん、ミツ子叔母さんを「先生」と呼んで、我儘を許してくれている感じ。
「先生は怖いもんなしだもんねー」とか、「先生は顔パスだで、仕方ないわ」とか言って。
これも人徳?幸おじさんに言ったら、苦笑いするだろうな…。
■
教訓その1
2008/07/27 (Sun)
宏さんのお宅には、一日朝昼夕と3回、月曜~金曜まで入っているので、
一週間に15回ケアに入っていることになります。
これを、5人のヘルパーで担当しています。
朝は、尿器の処理、服薬確認、口腔ケア、トイレ介助、髭剃りや洗面の介助など
昼は、全身清拭、着替え、掃除、昼食の用意(奥さんがされるので、少しだけ)、
口腔ケア、トイレ介助など
夕方は、洗濯物取り込み、片付け(奥さんと一緒に)、食事の用意(お昼と同じ)、
服薬、口腔ケア、トイレ介助など
こんな感じかな?(スミマセン、ちょっと違うかも。)
今ではとても上手くいっていますが、ケアが始まった最初は大変でした。
お出入り禁止になったヘルパーが何人いるだろう…。
実は私も、最初の頃、「清拭の仕方がいい加減」と言われ、ケアから外れるか、
というときがあったのです。(それならそれで、いいかも~^^;)
男性の全身清拭ということで、私の方に、遠慮があったんですね。
次に入ったときに、お詫びをして、もっとしっかり洗っていいか確認したところ、
そうして欲しいと言われ、ケアも続行ということになりました。
それからもう、1年ちょっとかな?
この前は、テレビに写った真矢みきさんを見て、
「この人はきれいだけど、好かん。」
「あ、わかった!かわいいタイプの女性が好みなんですね??
奥さん、かわいいタイプですもんねー」
なんて冗談を言って、笑えるほどになりました。
利用者さんとヘルパーは、長い長いお付き合い。
上手に利用して、楽しい毎日を送っていただけたら、こんな嬉しいことは
ありません。
このときの教訓。
クレームが付いたら、即謝る!
これしかない
(笑)
一週間に15回ケアに入っていることになります。
これを、5人のヘルパーで担当しています。
朝は、尿器の処理、服薬確認、口腔ケア、トイレ介助、髭剃りや洗面の介助など
昼は、全身清拭、着替え、掃除、昼食の用意(奥さんがされるので、少しだけ)、
口腔ケア、トイレ介助など
夕方は、洗濯物取り込み、片付け(奥さんと一緒に)、食事の用意(お昼と同じ)、
服薬、口腔ケア、トイレ介助など
こんな感じかな?(スミマセン、ちょっと違うかも。)
今ではとても上手くいっていますが、ケアが始まった最初は大変でした。
お出入り禁止になったヘルパーが何人いるだろう…。
実は私も、最初の頃、「清拭の仕方がいい加減」と言われ、ケアから外れるか、
というときがあったのです。(それならそれで、いいかも~^^;)
男性の全身清拭ということで、私の方に、遠慮があったんですね。
次に入ったときに、お詫びをして、もっとしっかり洗っていいか確認したところ、
そうして欲しいと言われ、ケアも続行ということになりました。
それからもう、1年ちょっとかな?
この前は、テレビに写った真矢みきさんを見て、
「この人はきれいだけど、好かん。」
「あ、わかった!かわいいタイプの女性が好みなんですね??
奥さん、かわいいタイプですもんねー」
なんて冗談を言って、笑えるほどになりました。
利用者さんとヘルパーは、長い長いお付き合い。
上手に利用して、楽しい毎日を送っていただけたら、こんな嬉しいことは
ありません。
このときの教訓。
クレームが付いたら、即謝る!
これしかない

2008/07/26 (Sat)
宏さんは、92歳の男性。
この年になるまで本当にお元気で、数年前までは、ウェアを新調して
ゴルフに行くのが楽しみだったとか。
ある日、奥さんが大事に育てていたランタナの木につまずいて、
怒ってのこぎりを持ってきて、直径5センチほどもある幹を切ったのだそうです。
それからが、さあ大変!腰痛で動けなくなってしまいました。
受診すると、肋骨が折れているとのこと。
とにかく、コルセットをはめて、じっとしているしか手がない…。
しばらく入院となったのでした。
話はそれで終わりでなくて、宏さん、もともと静脈瘤があったのですが、
入院中にそれが破裂して、血を吐いてしまったのです。
「入院中だったから助かった。家だったらいかんかった。」らしいです。
よかったですねー!何が幸いするかわからないですね。
今はベッドと車椅子中心の生活をされていますが、頭脳明晰。
毎日、新聞を読んだりテレビを見たり、手先が器用なので、身の回りのものを
工夫して作ったりされています。
もっと良くなったら、デパートへ行ってお洋服を買って、お嫁さんといっしょに
大好きなアイスクリームを食べるのが目標!
気持ちが前向きで、毎日のケアが楽しいです。
この年になるまで本当にお元気で、数年前までは、ウェアを新調して
ゴルフに行くのが楽しみだったとか。
ある日、奥さんが大事に育てていたランタナの木につまずいて、
怒ってのこぎりを持ってきて、直径5センチほどもある幹を切ったのだそうです。
それからが、さあ大変!腰痛で動けなくなってしまいました。
受診すると、肋骨が折れているとのこと。
とにかく、コルセットをはめて、じっとしているしか手がない…。
しばらく入院となったのでした。
話はそれで終わりでなくて、宏さん、もともと静脈瘤があったのですが、
入院中にそれが破裂して、血を吐いてしまったのです。
「入院中だったから助かった。家だったらいかんかった。」らしいです。
よかったですねー!何が幸いするかわからないですね。
今はベッドと車椅子中心の生活をされていますが、頭脳明晰。
毎日、新聞を読んだりテレビを見たり、手先が器用なので、身の回りのものを
工夫して作ったりされています。
もっと良くなったら、デパートへ行ってお洋服を買って、お嫁さんといっしょに
大好きなアイスクリームを食べるのが目標!
気持ちが前向きで、毎日のケアが楽しいです。

■
ノミやらダニやら
2008/07/23 (Wed)
道子さんのお宅は、玄関の横に車庫があって、いつもシャッターが開いていました。
だから、近所のノラ猫ちゃんたち、やりたい放題。
ある日、確か2月くらいでしたが、タオルを出そうとしてベッドの下の引き出しをあけてみると
凄~いかわいい猫の赤ちゃんが、3匹も!
寒い間は良かったのです。
この年は4月に入ると、急に暑くなり、その頃から大変なことに…。
まず、道子さんのお尻や足に、赤い点々。
もしかして、虫刺され?と気づいたときには、私もわき腹とか足首とか、
たくさん刺されてしまいました。
ヘルパーで刺されたのは、私ともう1人の常勤さんの2人。
何人かでケアに入っていたのに、2人しか、お布団干しをしてなかった…。
事務所から、娘さんに言ってもらいましたが、とりあえず、
布団に掃除機をかけ、防虫シートを敷き、洗えるものは洗い…。
ああ、やっと刺されなくなってきたと思ったら、その頃になって
ご家族の方が、殺虫剤やら防虫剤やらを大量に使ったのです。
ある朝、「おはようございます。」 と入っていくと、異様な臭いのなかに、
道子さんは寝ていました。
(防虫剤など、すぐに撤去。)
たった30分いただけなのに、私も頭痛と、なんともいえないだるさ。
この後、道子さんは体調を崩し、もともとあったむくみが酷くなったこともあり、
入院となってしまいました。
防虫剤や殺虫剤は農薬。怖いです。
普段から、家の中を程ほどでいいから清潔に保ち、毎日お風呂に入る
習慣をつけることは、とても大事ですね。
それと、歯磨き。
「歯磨きしましょう」 と言っても、「嫌」っていわないで。
毎日、頑張りましょう(^^)。
だから、近所のノラ猫ちゃんたち、やりたい放題。
ある日、確か2月くらいでしたが、タオルを出そうとしてベッドの下の引き出しをあけてみると
凄~いかわいい猫の赤ちゃんが、3匹も!
寒い間は良かったのです。
この年は4月に入ると、急に暑くなり、その頃から大変なことに…。
まず、道子さんのお尻や足に、赤い点々。
もしかして、虫刺され?と気づいたときには、私もわき腹とか足首とか、
たくさん刺されてしまいました。

ヘルパーで刺されたのは、私ともう1人の常勤さんの2人。
何人かでケアに入っていたのに、2人しか、お布団干しをしてなかった…。
事務所から、娘さんに言ってもらいましたが、とりあえず、
布団に掃除機をかけ、防虫シートを敷き、洗えるものは洗い…。
ああ、やっと刺されなくなってきたと思ったら、その頃になって
ご家族の方が、殺虫剤やら防虫剤やらを大量に使ったのです。
ある朝、「おはようございます。」 と入っていくと、異様な臭いのなかに、
道子さんは寝ていました。
(防虫剤など、すぐに撤去。)
たった30分いただけなのに、私も頭痛と、なんともいえないだるさ。
この後、道子さんは体調を崩し、もともとあったむくみが酷くなったこともあり、
入院となってしまいました。
防虫剤や殺虫剤は農薬。怖いです。
普段から、家の中を程ほどでいいから清潔に保ち、毎日お風呂に入る
習慣をつけることは、とても大事ですね。
それと、歯磨き。
「歯磨きしましょう」 と言っても、「嫌」っていわないで。
毎日、頑張りましょう(^^)。
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HN:
みのむし
性別:
女性
自己紹介:
mizumo みのむしです。
ヴァイオリンを習いながら、
合奏ではヴィオラを弾いています。
介護の仕事(在宅)をしていました。
22年4月からは介護保険関係の事務になります。
都合の良いことだけ、都合の良いよ~に書いてます。
どうぞ、読み飛ばしてくださいね~!
ヴァイオリンを習いながら、
合奏ではヴィオラを弾いています。
介護の仕事(在宅)をしていました。
22年4月からは介護保険関係の事務になります。
都合の良いことだけ、都合の良いよ~に書いてます。
どうぞ、読み飛ばしてくださいね~!
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