音楽が大好きなみのむしの日記です。バイオリンを習いながら、合奏ではヴィオラを弾いています。
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すごい汗
2008/10/15 (Wed)
ただいま闘病中、いつも痛みに悩まされている橘さん。
ぐっすり眠ると、といっても1時間くらいしか続けて眠れないようですが、
その後の痛みは尋常ではないようです。
夜あまり眠れないから、昼間だって眠たい。でも眠ると、起きたときが無茶苦茶痛い。
ケアでは、「なるべく寝ないように、気が付いたら起こしてね。」と言われています。
とは言っても、薬の影響もあるし、全く眠らないようにするのは無理。
それにどこかで眠らないと、回復しないですよね?
昨日は、訪問したときから既に半分眠ったような状態で、
話す声にも力がなくて、何を言っているのか聞き取れないほど。
そして昼食後、私が片付けをしている間に眠っていました。
とりあえず片付けを済ませてから、戸を少しばかり音を立てて開けたりしてみましたが、
気づかない。ぐっすり寝込んでいます。
どうしようか迷った末、1時半にヨーグルトを食べたいと言っていたので、
その少し前に声をかけました。
少し離れたところから名前を呼んで、「ヨーグルト食べられますか?」
と聞きながら寄ってみると、なんとまあ、額から首筋から大粒の汗が…。
おまけにメガネまで水蒸気で曇っていました。
こんなに酷い寝汗を見たの初めて。
痛む身体をどうにか起こして、着替えた服も、汗でぐっしょりでした。
「ああ、寝ちゃった…。」
「でも、どこかで寝ないと。(刑事ドラマの)取調べじゃないんだから。」
「そうよね。(笑)」
(ちなみに橘さんのお父さんの職業は、刑事さんでした。)
ちょっと笑って気が紛れたかな…?
でも、まだまだ寝足りないですね。
寝汗って不思議。熱があるわけではないのに、大量の汗をかく。
そういえば、寝汗がシグナルになる病気がありました。結核です。
長くなったから、また明日…。
ぐっすり眠ると、といっても1時間くらいしか続けて眠れないようですが、
その後の痛みは尋常ではないようです。
夜あまり眠れないから、昼間だって眠たい。でも眠ると、起きたときが無茶苦茶痛い。
ケアでは、「なるべく寝ないように、気が付いたら起こしてね。」と言われています。
とは言っても、薬の影響もあるし、全く眠らないようにするのは無理。
それにどこかで眠らないと、回復しないですよね?
昨日は、訪問したときから既に半分眠ったような状態で、
話す声にも力がなくて、何を言っているのか聞き取れないほど。
そして昼食後、私が片付けをしている間に眠っていました。
とりあえず片付けを済ませてから、戸を少しばかり音を立てて開けたりしてみましたが、
気づかない。ぐっすり寝込んでいます。
どうしようか迷った末、1時半にヨーグルトを食べたいと言っていたので、
その少し前に声をかけました。
少し離れたところから名前を呼んで、「ヨーグルト食べられますか?」
と聞きながら寄ってみると、なんとまあ、額から首筋から大粒の汗が…。
おまけにメガネまで水蒸気で曇っていました。
こんなに酷い寝汗を見たの初めて。
痛む身体をどうにか起こして、着替えた服も、汗でぐっしょりでした。
「ああ、寝ちゃった…。」
「でも、どこかで寝ないと。(刑事ドラマの)取調べじゃないんだから。」
「そうよね。(笑)」
(ちなみに橘さんのお父さんの職業は、刑事さんでした。)
ちょっと笑って気が紛れたかな…?
でも、まだまだ寝足りないですね。
寝汗って不思議。熱があるわけではないのに、大量の汗をかく。
そういえば、寝汗がシグナルになる病気がありました。結核です。
長くなったから、また明日…。
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障害者用の包丁
2008/10/11 (Sat)
先月から始まった、新しいケア。
静子さん(80過ぎの女性)と一緒に、調理をするというもの。
静子さんは右マヒがあり、左手しか使えません。
でもとても意欲的。それも静かな意欲、といった感じです。
きっといろんな事を諦めながら、でも何とか乗り越えてこられたんでしょうね。
いつも、台所の食卓に濡れふきんを置き、その上にまな板を置いて、
洗ったり茹でたりした野菜を私が置いて、それを静子さんに切っていただいています。
左手で包丁を持って切るのって、思った以上に大変です。
まず、包丁をしっかり握れないといけない。
上から力を入れて切っていただきますが、これがなかなか切れないんですよね…。
何回かやってみて、包丁を持つ手と逆側の、右肩が痛くなってきたとのこと。
やっぱり、包丁で切ってもらうのは無理なのかな…。
もしかしたら、今更調理するなんて嫌なのかもしれない。
と、静子さんの気持ちが今ひとつわからないでいて、
でも焦らずに、意思表示をしてくれるのを待とうと思っていました。
そうしたら、静子さん、リハビリの先生に話して、障害者用の包丁を買ってきたのです。
障害者用の包丁は、とても握り易くなっています。
柄の部分が取り外しが出来、好きな角度に固定できます。
静子さんの場合は、縦に持つのが良いとのこと。
縦に持つと手首が下がり、左肩が上がらずにすみ、変な力がかからないようです。
介護用品や障害者用の道具類は、お値段が高い。
それなのによく買っていらっしゃいました。
(今回の包丁は5千円ほど。)
これからも一緒に楽しく調理できると思うと、本当に嬉しいです。
静子さん(80過ぎの女性)と一緒に、調理をするというもの。
静子さんは右マヒがあり、左手しか使えません。
でもとても意欲的。それも静かな意欲、といった感じです。
きっといろんな事を諦めながら、でも何とか乗り越えてこられたんでしょうね。
いつも、台所の食卓に濡れふきんを置き、その上にまな板を置いて、
洗ったり茹でたりした野菜を私が置いて、それを静子さんに切っていただいています。
左手で包丁を持って切るのって、思った以上に大変です。
まず、包丁をしっかり握れないといけない。
上から力を入れて切っていただきますが、これがなかなか切れないんですよね…。
何回かやってみて、包丁を持つ手と逆側の、右肩が痛くなってきたとのこと。
やっぱり、包丁で切ってもらうのは無理なのかな…。
もしかしたら、今更調理するなんて嫌なのかもしれない。
と、静子さんの気持ちが今ひとつわからないでいて、
でも焦らずに、意思表示をしてくれるのを待とうと思っていました。
そうしたら、静子さん、リハビリの先生に話して、障害者用の包丁を買ってきたのです。
障害者用の包丁は、とても握り易くなっています。
柄の部分が取り外しが出来、好きな角度に固定できます。
静子さんの場合は、縦に持つのが良いとのこと。
縦に持つと手首が下がり、左肩が上がらずにすみ、変な力がかからないようです。
介護用品や障害者用の道具類は、お値段が高い。
それなのによく買っていらっしゃいました。
(今回の包丁は5千円ほど。)
これからも一緒に楽しく調理できると思うと、本当に嬉しいです。
2008/10/10 (Fri)
利用者さんの宏さんが亡くなったという連絡がありました。
宏さんのお宅の長男の奥さん(真弓さん)は、少し前までうちの事務所でヘルパーをしていました。
家も近く、普段から仲良くさせていただいていたので、宏さんの最後の様子を聞いてみました。
原因は、食道の静脈瘤破裂。
2年ほど前に一度破裂して、その時検査を受けられましたが、
食道の血管のいたるところに瘤(こぶ様のもの)ができていて、処置のし様がなかったそうです。
2年間、爆弾を抱えながらの生活だった訳ですね。
出血があったのが夜7時頃で、すぐ病院に運ばれて、亡くなったのが10時過ぎだったとのこと。
ちょうど私が、所長から電話をもらった頃です。
ずっと意識ははっきりしていて、真弓さんと、普通の会話をしていたそうです。
でも一言、「今度はいかんな。」と言われたとか。
最後はほんとうに眠るように意識が薄れていったそうです。
「火葬場で骨拾おうとしたらね、もう粉粉。塊がないのよ。骨粗しょう症だから。」
もう、真弓さん…。
いやいや、真弓さんも、もうやり尽くしたといった感じですね。
その後、今度私が受ける試験の話になり、
「受かったらね、私のところへいらっしゃい。待ってるから。」
ありがとうございます。
受かったら…、なんてまだまだ考えられませんが。
すべったら、もう一年です。また同じ勉強。考えただけでうんざり。
宏さんのお宅の長男の奥さん(真弓さん)は、少し前までうちの事務所でヘルパーをしていました。
家も近く、普段から仲良くさせていただいていたので、宏さんの最後の様子を聞いてみました。
原因は、食道の静脈瘤破裂。
2年ほど前に一度破裂して、その時検査を受けられましたが、
食道の血管のいたるところに瘤(こぶ様のもの)ができていて、処置のし様がなかったそうです。
2年間、爆弾を抱えながらの生活だった訳ですね。
出血があったのが夜7時頃で、すぐ病院に運ばれて、亡くなったのが10時過ぎだったとのこと。
ちょうど私が、所長から電話をもらった頃です。
ずっと意識ははっきりしていて、真弓さんと、普通の会話をしていたそうです。
でも一言、「今度はいかんな。」と言われたとか。
最後はほんとうに眠るように意識が薄れていったそうです。
「火葬場で骨拾おうとしたらね、もう粉粉。塊がないのよ。骨粗しょう症だから。」
もう、真弓さん…。
いやいや、真弓さんも、もうやり尽くしたといった感じですね。
その後、今度私が受ける試験の話になり、
「受かったらね、私のところへいらっしゃい。待ってるから。」
ありがとうございます。
受かったら…、なんてまだまだ考えられませんが。
すべったら、もう一年です。また同じ勉強。考えただけでうんざり。
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2人対応
2008/10/09 (Thu)
昨日も書いた安田さんのケア、やることいっぱいで時間に追われていましたが、
実は結構楽しいケアだったのでした。
利用者さん2人に対して、ヘルパーも2人対応。
こんなケアは珍しい。
私は週2回入っていて、一回はベテランのヘルパーさんんと、
もう一回は入ったばかりの新人ヘルパーさんと。
ベテランさんとの時は、気分的にゆったり。
奥さんと一緒にお味噌汁作ったり、着て行く洋服選んだり。
でも細かい事、デイに持っていく物を2人分詰めたり、部屋を簡単に片付けたりもしました。
新人さんとの時は、いつもより自然にテンション上がります。
「洗濯機回した~?」「回しましたー。」
「鍵閉めた~?」「締めましたー。」
そんな会話?も楽しかったです。
安田さんのケアが終わって、彼女とも一緒に仕事をすることがなくなり、
半年ほど後、彼女はヘルパーを辞めていってしまいました。
最後の日、事務所の近くで偶然会ったのですが、「私にはできないので…」と言っていた。
どうしてそんな風に思ってしまったんだか。
みんな、出来ないのは同じなのに。残念でした。
実は結構楽しいケアだったのでした。
利用者さん2人に対して、ヘルパーも2人対応。
こんなケアは珍しい。
私は週2回入っていて、一回はベテランのヘルパーさんんと、
もう一回は入ったばかりの新人ヘルパーさんと。
ベテランさんとの時は、気分的にゆったり。
奥さんと一緒にお味噌汁作ったり、着て行く洋服選んだり。
でも細かい事、デイに持っていく物を2人分詰めたり、部屋を簡単に片付けたりもしました。
新人さんとの時は、いつもより自然にテンション上がります。
「洗濯機回した~?」「回しましたー。」
「鍵閉めた~?」「締めましたー。」
そんな会話?も楽しかったです。
安田さんのケアが終わって、彼女とも一緒に仕事をすることがなくなり、
半年ほど後、彼女はヘルパーを辞めていってしまいました。
最後の日、事務所の近くで偶然会ったのですが、「私にはできないので…」と言っていた。
どうしてそんな風に思ってしまったんだか。
みんな、出来ないのは同じなのに。残念でした。
2008/10/08 (Wed)
急に思い出しました。安田さんというお爺さんのこと。
今時珍しいような、枯れたお爺さんでした。
もしかしたら、百歳近かったのかも。
安田さんは、失禁したままずっと寝ていて、飲み込みも上手くいかなくて、あまり食欲もない。
奥さんがいらっしゃって、少し若い感じでしたが、かなり進んだ認知症でした。
こんな2人を放っておいてはいけないということで、朝、デイサービスの送り出しに入っていました。
まず安田さんを起こして、寝たまま着替えさせて、なんとか隣の部屋のソファーまで移動させる。
「着替えしますよ!脱ぎますよ!」と大声で声掛け。
「なんだぁ!寒いぎゃあ」
「ストーブ付いてますからね!暖かい方、行きましょうね!」
「まぁええ、まぁええ。」
もう嫌だってことね。でもすぐ済むからー!!
顔拭いたりしてなんとか目を覚まさせて、食事を少しでも食べてもらい、
入れ歯を外して洗ってまた入れて、薬飲んでもらって、ヒゲそって(電動の)、
そしてやっとデイの人に引き渡します。
あの入れ歯がまた大きくて、取れないし入らない!
時間は迫ってくるし、なかなか大変なケアでした。
とても歩けないので、部屋の中を移動するときは、這ってもらっていましたが、
安田さんの足、毛細血管まで全部の血管が浮き出て、いつも真っ赤。
それがある日、なんだかとってもきれいな足になっていました。
そしたらその2~3日後、急に亡くなったとのこと。
亡くなる前日もデイに行かれたそうです。
家にいたかっただろうな。
でも、誰も見てくれる人いなかったから、デイの方が安心できるもんね。
でも私だったら、やっぱり家で寝ていたいだろうな…。
今時珍しいような、枯れたお爺さんでした。
もしかしたら、百歳近かったのかも。
安田さんは、失禁したままずっと寝ていて、飲み込みも上手くいかなくて、あまり食欲もない。
奥さんがいらっしゃって、少し若い感じでしたが、かなり進んだ認知症でした。
こんな2人を放っておいてはいけないということで、朝、デイサービスの送り出しに入っていました。
まず安田さんを起こして、寝たまま着替えさせて、なんとか隣の部屋のソファーまで移動させる。
「着替えしますよ!脱ぎますよ!」と大声で声掛け。
「なんだぁ!寒いぎゃあ」
「ストーブ付いてますからね!暖かい方、行きましょうね!」
「まぁええ、まぁええ。」
もう嫌だってことね。でもすぐ済むからー!!
顔拭いたりしてなんとか目を覚まさせて、食事を少しでも食べてもらい、
入れ歯を外して洗ってまた入れて、薬飲んでもらって、ヒゲそって(電動の)、
そしてやっとデイの人に引き渡します。
あの入れ歯がまた大きくて、取れないし入らない!
時間は迫ってくるし、なかなか大変なケアでした。
とても歩けないので、部屋の中を移動するときは、這ってもらっていましたが、
安田さんの足、毛細血管まで全部の血管が浮き出て、いつも真っ赤。
それがある日、なんだかとってもきれいな足になっていました。
そしたらその2~3日後、急に亡くなったとのこと。
亡くなる前日もデイに行かれたそうです。
家にいたかっただろうな。
でも、誰も見てくれる人いなかったから、デイの方が安心できるもんね。
でも私だったら、やっぱり家で寝ていたいだろうな…。
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性別:
女性
自己紹介:
mizumo みのむしです。
ヴァイオリンを習いながら、
合奏ではヴィオラを弾いています。
介護の仕事(在宅)をしていました。
22年4月からは介護保険関係の事務になります。
都合の良いことだけ、都合の良いよ~に書いてます。
どうぞ、読み飛ばしてくださいね~!
ヴァイオリンを習いながら、
合奏ではヴィオラを弾いています。
介護の仕事(在宅)をしていました。
22年4月からは介護保険関係の事務になります。
都合の良いことだけ、都合の良いよ~に書いてます。
どうぞ、読み飛ばしてくださいね~!
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