金曜の夜から様子を見に行っていました。
娘は、初めての土地で初めての一人暮らし。
先日から体調を崩していたようですが、金曜日の夜、
アレルギーの発作で急に息が苦しくなってきたと電話がありました。
「声が出るうちに病院に行きなさい!」と、市の救急病院の電話番号を教えました。
ちょうどネットを繋いでいたので、その場で教えることが出来ました。
(本当に差し迫った状態だったら迷わず救急車ですが、そこまででは無い様だったので。)
娘は夜間でも診てくれる病院に行くことになり、私は新幹線に。
なんとか12時前には着くことができました。
次の日、その病院に精算しに行きました。
JRで2駅先、夜は無人になるような駅でした。
線路の片側は山、反対側は一本道の国道に沿って川が流れていて、堤防の向こうは畑かな?
国道に沿って15分ほど歩いても、たまに家があるくらい。
それでもちょっと町らしくなってきたかな?というところにその病院はありました。
とても見慣れた建物でした!
デイサービスが併設されている、新しい病院。
なんともいえない安心感がありました。
こんな山奥の田舎の町にも、ちゃんとデイサービスを提供する施設があるんですね。
介護保険は国の事業で市区町村が保険者ですから、こういうところ本当に頼りになりますね。
とてもホッとしました。
とは言っても、うちの娘が歩いて通うには遠すぎますが…。
まず1社め。
「パックで10万円です。そこからお値引きして…。」
その明細を尋ねると、トラック代3万、人件費3万、…という感じ。
荷物なんてほんとに少ないのに10万か…。う~む。
明細もざっくりだし。
電話帳を見てみると、単身引越し1万円代~というところがありました。
これもまた安すぎるよね?と思いながら電話してみると、
「とりあえず見せていただかないとお値段は言えませんので、一度伺います」の一点張り。
若い女の子の声でしたが、きっとそう言うように教えられているのでしょう。
明細も何も、全く教えてもらえませんでした。
やっぱり1万円代~なんていうのは、目の前に吊り下げられた餌ってことですね。
そして次に電話したのは、実家の母推薦の大手宅配業者さん。
とても明細がはっきりしていました。
トラックの大きさ、それに入る荷物の説明、梱包するかしないかとか。
そして、それぞれにかかるお値段も、何センチまでは幾ら、それを越えると幾ら…。
もしかしたらもっと安い業者さんがあるかもしれませんが、(いや、多分ないでしょう)
もうここに決めました。
全部パックでざっくり何十万なんて、この不況の時代にはもう無いかと思ったのに、
まだそれで通用する業界なんですねー。やだやだ。
三浦哲郎の「白夜を旅する人々」を読みました。
この本はもう絶版だそうで、図書館で借りて読みました。
大きな呉服屋さんの兄弟の話しです。
男の子は清吾、章次、赤ちゃんの羊吉。女の子は、るい、れん、ゆう。
るいとゆうは白い子です。
清吾とれんを軸に物語は進みますが、れんの自殺を始めとして次々に不幸が襲う。
作者は羊吉であり、自分の家族のことを書いたものです。
北の寒々とした空気と死が、物語を被っています。
その中にあって、一際輝いているのは清吾の恋愛です。
そのひたむきさに心を打たれます。
恋愛は、まぁいつの年でも良いのでしょうが、やはり若い人には良い恋愛をしてもらいたいものです。
喜んだり悲しんだり、でもそうやって人間が大きくなっていくのよね。
とても良かったです。お勧めの1冊です。
昨日の夜は、娘のチョコレート作りを手伝いました。
お昼のうちに焼いていたバームクーヘンに、チョコレートを掛けるとのこと。
お湯を沸かして、湯煎にしてチョコレートを溶かします。
「高温はだめだよー」と言っていましたが、1回目はあっという間にぼそぼそになりました。
仕方なく、私が溶かして混ぜる係りに…。
延々と混ぜ混ぜしながら、
「チョコレートは温度管理が本当に難しいね。」と言うと、
「だから、アフリカとかの原産国では加工できないんだよね。」と娘。
そうねー。でもやる気になれば出来ますよね?
先進国がインフラ整備して最新式の工場作れば、アフリカなどでもチョコレートくらい作れるはず。
それをしないのは、加工の技術を渡したくないからですね。
「結局、先進国は自分の有利になるようなことしかしない訳だよね。」
チョコレートは、世界の貧困・搾取の象徴ですね。
夜中でもコンビニでチョコレートが好きなだけ買える日本。
「おいしいね。」とありがたくいただきました。
ずっと昔のヨーロッパの哲学者だかの言葉らしいです。
と娘が言っていたのですが。ホントのところはよくわかりませんが。
しかし、文章を書くことの弊害もありますね~。
イメージが固定してしまうというか、何というか。
書きたいことはたくさんあるけれど、ちょっと難しい…。
と、今日はここまで。
ヴァイオリンを習いながら、
合奏ではヴィオラを弾いています。
介護の仕事(在宅)をしていました。
22年4月からは介護保険関係の事務になります。
都合の良いことだけ、都合の良いよ~に書いてます。
どうぞ、読み飛ばしてくださいね~!
忍者ブログ [PR]