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音楽が大好きなみのむしの日記です。バイオリンを習いながら、合奏ではヴィオラを弾いています。
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2024/05/19 (Sun)
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2009/01/08 (Thu)
きのうの認知症の番組で、
若年性認知症になってしまったお父さん、ピアノ弾いてましたねー。

もう楽譜は読めなくなってしまったから、
指が覚えているままに、カンで弾いているようですが、とっても楽しそうでした!

「楽しいと思うことをすればいいんですよ」と言っていました。
脳が喜ぶことをするのが、一番の治療法とか。

これは何も病気の人に限ったことではなくて、
みんなに言えることですね。

できることなら、最後まで脳には元気でいてほしい

でも、脳だけ元気に…とはいかないから、
結局日々の健康管理が大事だということでしょうね。
あと、好きなこと見つけて。

結局それかぁ~(笑
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2009/01/04 (Sun)
昨日は仕事初めでした。
塔子さん。50歳くらいの女性のケアです。

塔子さんは5年ほど前に糖尿病からくる脳梗塞を患い、車椅子生活を送っています。

成人がなる糖尿病は、生活習慣病という名のとおり、その方の生活習慣に
因るところが大きいですね。
塔子さんの場合は、やっぱり外食好きが災いしたのかな…。

この方、本当にお洒落で、遊び好きで、とっても楽しい方なのです。

好きな俳優さんの話しとか、カッコイイ男性のお医者さんの話しとかも面白い。
お買い物に行くと何万円もするTシャツ買っちゃったり、ブランド物に目が無いし。

でもその反面、冗談まじりに話されるけど、とても真面目な話もされます。

例えば、夫婦が上手くやっていくには、とか、
「障害者」といわれる立場としては、とか。

私が何か迷っているときなど 塔子さんに聞いてみると、思わぬことを言ってくれます。
時には所長よりずっと頼りになる。
だって、所詮「健常者」には 「障害者」の方の心の内って 想像するしかないですもんね。

いつも自然体で、力が抜けていて、
いつも誰かを好きでいる塔子さん。

好きなものがあるって素晴らしい。それこそ、前向きに生きる力だと思うなぁ。
昨日は私も「HERO」見ましたよ~。キムタク カッコ良かったですね
2008/12/25 (Thu)
今日はミーティングに業者さんが来て、とろみ の話を聞きました。

脳疾患の後遺症などで、うまく飲み込みができない人に出される とろみ食。
みるからに美味しくなさそうですよね。

それを、いかに美味しく、見た目も良くしたか というお話し。

全然期待してなかったけど、これがなかなか面白かった!
とても勉強になりました。

ヘルパーの資格を取るときに、研修で行った施設では、
飲み込みが悪い人のお茶に、粉をザカザカ入れて、ぐるぐるかき混ぜて、
お茶だかなんだかわからないような べとべとの物体にしていました。

あんなの食べさせられるの?おぇ~って感じ。

その頃に比べると、粉も第3世代ということで、
少ない量で、適度のとろみをつけれるようになってきているようです。

中でも、なるほどー!と思ったのが、
飲み込み易い食物の条件の話し。

凝集性は高い方がいいけど、粘度は低いほうがいい。
粘度が高いと、付着性も高くなってしまうから。

要するに、べたべたした食べ物は喉の壁にくっついてしまうから、
後から気管支に入って誤嚥を起こしますよ…ということです。

今までは 凝集性と粘度を一緒くたに考えてましたねー。
とにかくまとまりやすい食べ物がいいということで。

だめなんですね。あんまりべたべたした食べ物は。
いくらお茶が飲めないからといって、あんなべとべとの塊にしてはいけないのよね!

なるほど~、と喜んで試供品をもらってきましたが、やっぱり食べてみる気にはならないです。
普通の食事が美味しいよね。当たり前のことだけど。
当たり前のことがありがたい ということでしょうか
2008/12/24 (Wed)
私ではありません~。残念ながら。
まず最初にお断り。(^^)

昨日、ミツ子おばさんの施設に行ってきました。

ミツ子おばさん、秋は少し落ち着いていたけれど、夏頃は挙動不審がひどく、
一所にじっとしていないし 人をやたらつねる癖?が出て、本当に厄介でした。

今回はお腹を打ったらしいけど、どんなかな?と入っていくと、
「ミツ子さん、お部屋じゃなくて…、こっちに…、」

職員さん、何だか言いにくそうな雰囲気。
また皆さんに迷惑かけてるんだろうか…とちょっと心配になる。

職員さんが向かったのは小坂さんの部屋。

「一緒に寝てるんですよ。」と言ってドアを開けると、
狭いベッドに、おばさんと小坂さん、お行儀良く並んで横になっていました。
手をシッカリ繋いで。

小坂さんは身体の小さいおばあさんです。
この方も認知症がひどいです。

人のものを盗る、ということで部屋替えになったこともある人。
多分ピック病なんでしょう。

おばさんと小坂さんは、入所時期も同じで、最初から気が合っていました。
ミツ子おばさんは、1人でいると不安で不安で仕方ないようで、
いつも小坂さんにくっついていました。

それがある時、小坂さん足を骨折してしまったんですね。
しばらく入院されていて、戻ってきてからは車椅子生活。

ミツ子おばさんにとって、車椅子の小坂さんは、
「いつも一緒にいてくれる小坂さん」ではなかったんですね。

私が小坂さんのことを聞くと、
「あの人、どっか行っちゃった。」と言っていました。
すぐそこにいても。

それがねぇ、やっと戻って来てくれたんですね~。
おばさん、よかったね~!!

85歳越になっても、いつもそばにいて手を繋いでくれる人がいるなんて、
本当に稀有な、とっても幸せなことですねー。

安心しました。
職員さんも笑っていました。よかった~
2008/12/17 (Wed)
人それぞれで違うでしょうが、私にとって一番困るケアは、
「何もすることがない」ケアです。

① 利用者さん自身が ヘルパーに来てもらう必要を感じていない場合 と、
② ご家族の方が、「何もしなくていいから、おばあちゃんの相手をしてあげて」 という場合。

今回は②です。

年末を控えて、新規・緊急・単発 ということで入りましたが…。

私から見たら、ヘルパーとしていなくちゃいけないことが沢山あります。

朝から入るなら、洗面・歯磨きの介助。パットの取替えも必要です。
お昼にかかるなら、食事の用意もしてあげたい。
暖かい飲み物を飲んでいただきたい。
あと部屋の掃除も要るかも。

でも、「何もしないで。私が帰ってからやりますから。」と娘さん。

何もかも自分でやろうと頑張っているのだとは思うけど、
何もしない「見守り」では 介護保険は使えません。
今の介護保険の目的は、自立の援助ですから。

ケアマネさんも、所長も、何度もそう言ってるのに。
今日は私も、メモに残してきました。

介護保険のお金は、みんなが負担しているお金。
ケアマネさんはじめ うちの事務所は、きっちりやってます。そういうところ。

利用者さんも頼りにしてくれて、良いケアになりそうなのに。
このままでは、私は来月は受けません
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プロフィール
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みのむし
性別:
女性
自己紹介:
mizumo みのむしです。

ヴァイオリンを習いながら、
合奏ではヴィオラを弾いています。
介護の仕事(在宅)をしていました。
22年4月からは介護保険関係の事務になります。

都合の良いことだけ、都合の良いよ~に書いてます。
どうぞ、読み飛ばしてくださいね~!
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